鮎の友釣りは、年々難しくなっていると言われます。年魚の鮎は、アナタに釣られなかった遺伝子を受け継いでいくので当然かも知れませんが、鮎師もそれに合わせて試行錯誤を繰り返す…、そんなところが友釣りの醍醐味だと考えます。

 そんな極スレの鮎を釣ろうと思えば、当然根掛かりはつきもの…。只でさえ苦労して作った仕掛け…、ましてや鮎が掛からない時の囮鮎は貴重なもの…。そんな鮎や仕掛けをできるだけ回収したいとの思いから考案されたのが、「おとり鮎回収器」です。

 アオリイカで行うヤエン釣りをご存じな方なら、このアイテムを見れば一目瞭然で使い方が分かるはずです。ラインにこの「おとり鮎回収器」をセットし、空中から水中へ向って落とします。すると、先に付いたリングがオトリ鮎をフッキングします。後は「おとり鮎回収器」に取り付けた8号のラインを手繰り寄せるだけ…。
 ほぼ90%の確率でオトリ鮎や仕掛けを回収することが可能です。詳しくは下のイラスト図を参考に…。

 これでストレスなく、根掛かりを恐れず、ガンガン攻める友釣りが楽しめます

1.深場やトロ場、早瀬などを果敢に攻めていると、何かの拍子に囮鮎が根掛かりしてしまうことがあります。 無理に仕掛けを引っ張ると、只でさえ細い糸はひとたまりもありません。

 そこで、「おとり鮎回収器」の登場です。
2.竿を担いで、水中糸などを摘み、「おとり鮎回収器」をセット。 セットは簡単。 「おとり鮎回収器」の上下に付いている環の隙間から糸を通してワッカの中に入れるだけ…。

 上下のワッカに糸を通せば、セット完了。
3.根掛かりしている囮鮎(仕掛け)まで「おとり鮎回収器」を落とします。この時、仕掛け全体を張っていないと一番下まで到達しない場合もあります。

 また到達後は囮鮎に「おとり鮎回収器」がフッキングするように、竿を煽って下さい(大きな煽りは必要ありません)。
4.「おとり鮎回収器」が囮鮎にフッキングしているのを確かめたら、「鮎・仕掛け回収機」に付いている8号の糸を引っ張ります。

 これで囮鮎や仕掛けの回収率は90%。 貴重な仕掛けや囮鮎を無駄にしません。

オトリ鮎回収器のリングがハナカンをキャッチした写真です。

穂先から仕掛けまで巻き取りる糸巻き



「糸マキーナ」の割れ目を上にし、鮎イカリを穴に通します。
割れ目にハリスを入れ、鮎イカリはスポンジの中に差し込んで固定します。
これで仕掛けが穴の中に入った状態。
矢印の方向に仕掛けを巻き付けます。
この時、逆バリや鮎の鼻カンなどをスポンジに固定しながら巻き付けます。
鼻カンまで固定したら、ちょうどいい所に切れ目を入れます。
その中に糸を挟み込み、側面(矢印)に巻き付けます。
全ての仕掛けを巻き終えたら、再度ちょうどいい所に切れ目を入れます。
仕掛けの端を挟み込めば完成。
持ち運びにも便利です。

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