森本流舟掛かり釣りウキを使うウキ流し釣りの仕掛け
ウキ流し釣りに使うタックルの1例
ロッド:オモリ負荷30号〜50号、3m程度の船竿。
リール:電動リール(PE4〜5号300〜500m必要)

天秤:クッション天秤(第一精工) 2.5mm×100cm
カゴ:Wキャップカゴ 70-M (第一精工) 70mm×170mm キャップカゴ 60-M 60mm×110mm
オモリ:30号〜80号(潮流によって使い分け)

大きなナイロンカゴを反対に改造して、
たくさんマキエをする方法もあります。
ウキ流し釣りに使う市販仕掛けの1例
 ハリミツ 
■C-73 完全フカセ3本15m
■C-74 完全フカセ4本20m
■C-75 完全フカセ5本25m
■C-36 胴突仕掛 電動3m
■C-44 フカセ3本15m
ウキ流し釣りの方法
1. 魚群探知機で深さを調べてもらうか、自分で50号程度のオモリをつけて底を取って水深を確認します。
森本流舟掛かり釣りウキを使った、ウキ流し天秤フカセ釣りは、リールのカウンタによって水深が判るのでタナが取りやすいのです。
2. 仕掛けは、先鈎から順に投入していきます。
この時、サシエの流れ具合をみて、投入の速度を加減します。
最後に、天秤とマキエを詰めたカゴを投入します。
底から仕掛けの全長分を差し引いた深さまで仕掛を沈め、ウキを固定します。
水深100mで、自分の仕掛の全長が20mあれば、カウンタ表示80m(100m-20m=80m)まで仕掛を降ろしてから、ウキを固定します。
3. 仕掛けを流してみて反応がなければ、巻き上げてエサの状態を調べます。
真鯛の習性としては、エサ取りであるハゲや小魚の少し上を回遊するので、エサが取られているようなら、ウキ下を浅くして、タナを探っていきます。
タナは概ね水深の60%〜80%の場合が多いようです。
4. このようにして、タナを探っている間は、タナの変更が簡単にできる固定式で使用します。
タナが決まってしまえば、遊動式として使用したほうが、魚の取り込みの時に楽な場合があります。